みじゅくじ【未熟児】
出産予定日より早く生まれた子。胎外での生活力が弱く、保育器を利用する。一般に、出生時の体重が2500グラム未満をいい、1500グラム未満を極小 (ごくしょう) 未熟児(極低出生体重児)、1000グラム未満を超未熟児(超低出生体重児)ともいう。→低出生体重児
みじゅくじもうまくしょう【未熟児網膜症】
低出生体重児の網膜にもろくて弱い新生血管が生じることによって起こる疾患。自然治癒することが多いが、網膜に瘢痕 (はんこん) ができ、重症になると網膜剝離を起こす場合がある。妊娠32週未満で出生した極低出生体重児に多く発症する。未熟網膜症。ROP(Retinopathy of prematurity)。
みじゅくもうまくしょう【未熟網膜症】
⇒未熟児網膜症
みじゅくりゅう【未熟粒】
米穀検査における米粒の区分の一つ。成熟していない米粒のうち死米を除いたもの。
みじゅくがたうつ【未熟型鬱】
双極Ⅱ型障害の一種。周囲から庇護され、大きな葛藤を経験せずに育ち、人格が未熟なまま社会に出た人が、仕事や私生活での挫折を契機に発症することが多い。自己愛傾向が強く、根拠のない万能感をもち、内省に乏しい。他者に対して依存的だが、思い通りにいかないと攻撃的になる。