ふどうかぶ【浮動株】
株価の動きに応じて売買され、常に市場に出回っている株。→固定株
ふどうかぶぬし【浮動株主】
株価の変動に応じて株式を売買する株主。⇔安定株主。
ふどうしょうすうてん【浮動小数点】
浮動小数点数における、位置が固定されない小数点。一般的には、小数点そのものより、その小数点を使った数や表現方法、またはコンピューターのプログラムなどの浮動小数点数型の呼称として用いられることが多い。「—で計算する」→固定小数点
ふどうしょうすうてんえんざん【浮動小数点演算】
小数点の位置が固定されない浮動小数点数を用いて行う四則演算。コンピューターにおいては、扱う数の絶対値が大きく異なっていても任意の誤差の範囲内で計算できるため、科学計算に向く。→固定小数点演算 [補説]例えば「1500×0.06」という乗算の場合、浮動小数点数で表現すると「1.5×103」×「6×10−2」となり、仮数部の積「1.5×6」と指数部の積「103×10−2」を分けて計算し、「9」×「101」すなわち「90」が得られる。コンピューターでの実際の演算処理は二進法で行われる。
ふどうしょうすうてんえんざんユニット【浮動小数点演算ユニット】
⇒エフ‐ピー‐ユー(FPU)
ふどうしょうすうてんすうがた【浮動小数点数型】
コンピューターのプログラムにおける、浮動小数点演算を用いたデータ処理の方式。極小な数や極大な数を扱えるため、科学計算をはじめ、固定小数点数型より広汎に用いられている。浮動小数点型。
ふどうしょうすうてんコプロセッサー【浮動小数点コプロセッサー】
《floating-point coprocessor》⇒エフ‐ピー‐ユー(FPU)
ふどうしょうすうてんすう【浮動小数点数】
小数点の位置を固定せずに表現された数。コンピューターにおいては、絶対値の大きい数であっても任意の誤差の範囲内で桁数を小さくでき、科学計算に向く。→固定小数点数 [補説]仮数A、基数B、指数nを用いて、A×Bnのように表す。例えば十進数の0.000125を10を基数として表現すると、1.25×10−4や0.125×10−3となる。
ふどうしょうすうてんすうえんざんそうち【浮動小数点数演算装置】
《floating-point number processing unit》⇒エフ‐ピー‐ユー(FPU)
ふどうひょう【浮動票】
選挙で、支持する政党・候補者の一定していない有権者の票。スイングボート。⇔固定票。