えきたいあつりょくけい【液体圧力計】
気体の圧力を管内の液体の柱の底にかかる圧力とつりあわせて測る圧力計。U字管圧力計など。液柱圧力計。
えきたいアンモニア【液体アンモニア】
アンモニアを圧縮または冷却して液化したもの。溶媒・肥料・冷凍用寒剤などに使用。
えきたいおんどけい【液体温度計】
液体の体積が温度によって変化することを利用した温度計。アルコール温度計・水銀温度計など。
えきたいくうき【液体空気】
空気を圧縮または冷却して液化したもの。わずかに青みを帯び、沸点は1気圧下でセ氏零下約190度。放置すると沸点の低い窒素が先に蒸発し、あとに酸素が多くなるため、工業的に窒素と酸素を得るのに利用している。液化空気。
えきたいくうきばくやく【液体空気爆薬】
液体空気を木炭粉末などに吸収させて作った爆薬。爆破用に使う。
えきたいさんそ【液体酸素】
液化した酸素。工業的には、液体空気から窒素を分留して除き、酸素95パーセント以上になったものをいう。純粋なものは沸点がセ氏零下183度、比重1.13で、微青色。ロケット燃料の酸化剤や液体酸素爆薬などに使用。
えきたいすいそ【液体水素】
液化した水素。沸点はセ氏零下252.7度。比重0.071で、無色。ロケット燃料として利用されるほか、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を全く排出しないため、再生可能エネルギーとしての研究開発が進められている。1896年、英国の化学者J=デュワーが初めて製造に成功した。液化水素。
えきたいせっけん【液体石鹸】
水分を多く含む、液状の石鹸。多く、脂肪酸のカリウム塩を原料とする。洗濯・化粧用。
えきたいちっそ【液体窒素】
液化した窒素。液体空気から分留して得られる。沸点はセ氏零下約196度。有機物が入っても爆発しないので、寒剤として広く使用。液化窒素。
えきたいねんりょう【液体燃料】
常温常圧下で液体の燃料。石油系のガソリン・灯油・軽油・重油、石炭系のモーターベンゾール・人造石油、アルコール類、油脂類などがある。