しんそうウェブ【深層ウェブ】
ウェブ上で公開されている情報のうち、通常のサーチエンジンでは検索できない情報のこと。ロボット型サーチエンジンはサーチボットを使用して、膨大な数のウェブサイトを自動的に巡回してデータ収集を行うが、そこからもれてしまうサイトに含まれる情報をさす。ディープウェブ。インビジブルウェブ。→ダークウェブ →表層ウェブ [補説]サーバーが動的にページを生成するウェブサイトやデータベースなどは、ロボット型サーチエンジンの自動収集から外されることが多い。
しんそうこうぞう【深層構造】
《deep structure》チョムスキーによって設定された変形生成文法理論の基本概念の一。現実の発話の基底にあって文の意味を規定すると想定され、表層構造よりいっそう抽象的な構造。変形規則を適用することによって表層構造が導き出され、異形同義文や同形異義文の関係を説明するのに役立つ。→表層構造
しんそうしんりがく【深層心理学】
人間の心の深層、すなわち無意識を研究し、意識現象や行動を説明しようとする心理学。
しんそうすい【深層水】
⇒海洋深層水
しんそうりゅう【深層流】
海洋の深層にみられる海流。北大西洋および南極大陸周辺において冷水塊が沈降し、大循環をなすと考えられている。→海洋大循環
しんそうだいじゅんかん【深層大循環】
⇒熱塩循環
しんそうきん【深層筋】
⇒インナーマッスル
しんそうほうかい【深層崩壊】
山地などの傾斜地が豪雨などにより、深部から岩盤ごと崩壊する現象。土石流としてそのまま流れ下ったり、天然ダムを形成して決壊・氾濫という二次災害を引き起こしたりする。→表層崩壊
しんそうがくしゅう【深層学習】
⇒ディープラーニング
しんそうじゅんかん【深層循環】
海洋の深層流に見られる地球規模の循環。大洋をまたいで移動して表層流になり、ふたたび深層流となる。高緯度海域において、海水の温度と塩分濃度の変化によって駆動する熱塩循環によって生じる。