漉き/抄き(すき)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・大きいのでせいぜい二、三分四方、小さいのは虫眼鏡ででも見なければならないような色紙の片が漉き込まれているのである。それがただ一様な色紙ではなくて、よく見るとその上には色々の規則正しい模様や縞や点線が現われている。よくよく見ているとその中のあ・・・
寺田寅彦
「浅草紙」
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・・・ 書物の大きさは三二×四三・五センチメートルで、用紙は一枚漉きの純白の鳥の子らしい。表紙は八雲氏が愛用していた蒲団地から取ったものだそうで、紺地に白く石燈籠と萩と飛雁の絵を飛白染めで散らした中に、大形の井の字がすりが白くきわ立って織り出・・・
寺田寅彦
「小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」」
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