濡らし（ぬらし）とは？意味・読み方・使い方

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ぬらし【^×濡らし】
の解説

《動詞「ぬらす」の連用形から》色めかしいそぶりをすること。

「口ききたるままに、よき加減なる—をしかけ」〈難波物語〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

濡らしの例文(20)

出典：青空文庫

･･･Ｍは体を濡らし濡らし、ずんずん沖へ進みはじめた。僕はＭには頓着せず･･･芥川竜之介「海のほとり」
･･･子供が一人、顔中涙に濡らしたまま貧しい母親の手をひっぱっていた。「･･･芥川竜之介「三つのなぜ」
･･･や支え兼ねけん、睫を濡らした。「妻の記念だったのです。二人の白骨も･･･泉鏡花「革鞄の怪」

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