出典:gooニュース
昼になり環水平アークが出現 東日本や近畿の空に虹色のライン
今回環水平アークが見られた地域は、南岸から広がる雲の北端にあたる部分で、上層の薄い雲となった際にこの雲を構成する氷の粒によって、環水平アークが出現したと考えられます。南岸にある前線雲のはだんだんと東へ移動していくため、環水平アークが見られている地域ではさらに雲が薄くなるとみています。
神戸の空に「環水平アーク」出現 虹色に輝く光の帯、まもなく消える
神戸市西区で11日午前、虹色に輝く光の帯が南の空に現れた。 上空に浮遊する氷の結晶に太陽光が屈折して起こる現象「環水平(かんすいへい)アーク」とみられる。初夏の青空にほぼ直線状に見え、まもなく消えた。(笠原次郎)
東北の空に環水平アーク 青空に映える虹色のライン
1746241511" />環水平アークは薄雲を構成する氷の粒が太陽の光を屈折させてできる光学現象の一つで、太陽の中心から下方46度前後の空の低いところに出現します。水平に長く伸びる虹の帯となることから環水平アークと呼ばれ、太陽高度が68度前後の時に最もはっきり現れます。太陽高度が高い、4月上旬から9月上旬にかけての昼前後が見えやすい時間帯です。
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