せいたいしんごう【生体信号】
生体現象に伴って体内から発せられる電気的・磁気的信号、または時間的変動などをセンサーで計測して数値化したもの。脈拍・血圧・呼吸・体温などのバイタルサインや脳波・筋電位などを指す。生体情報信号。バイオシグナル。
せいたいてきごうざいりょう【生体適合材料】
⇒生体材料
せいたいてきごうせい【生体適合性】
生体組織や器官と親和性があり、拒絶反応などを起こさない性質。バイオコンパチビリティー。
せいたいてきごうぶっしつ【生体適合物質】
⇒生体材料
せいたいざいりょうけんさ【生体材料検査】
⇒生検
せいたいぼうぎょ【生体防御】
動物が、異物や有害物から体を守る仕組み。角質層での体表保護、せき・くしゃみによる異物の排出、胃酸による殺菌、免疫作用など、さまざまな機構がある。
せいたいちょっこうかがく【生体直交化学】
生体内環境で特定の官能基と反応する生体直交性を利用し、選択的に結合反応を進める化学的手法。生体分子に悪影響を与えず反応が進行するため、がんの治療薬や試薬などに応用されている。
せいたいちょっこうせい【生体直交性】
生体内環境で、特定の分子と選択的に結合し、他の生体分子の官能基とは反応しない性質。生体分子の本来の機能を損なわせずに化学修飾を施すことが可能となる。→生体直交化学