りったいこうさ【立体交差/立体交叉】
道路や鉄道などで、二つの路線が、同じ平面でなく上下に違った高さで交差すること。
りったいさいだん【立体裁断】
洋裁で、人体や人台に直接布地をあてて形をとり、裁断すること。平面上で製図した型紙を用いるのに比べて、意図したシルエットにより近いものができる。
りったいし【立体視】
両眼で物体を見たとき、左右の視差によって結ばれた網膜上の像が、感覚中枢の働きで立体として感知されること。両眼視。
りったいしゃしん【立体写真】
画像が立体的に見える写真。同じ被写体をわずかにずれた角度から2枚の写真に撮り、左右に並べて左右の目でそれぞれを別に見るもの。左右を青赤色として1枚に焼き付け、その左右と逆の赤青色の眼鏡で見るものなどもある。ステレオ写真。実体写真。
りったいずけい【立体図形】
三次元の空間的広がりをもつ図形。空間図形。
りったいせん【立体戦】
陸上・海上だけの平面的戦闘でなく、航空機も加えて立体的に行う戦闘。
りったいてき【立体的】
[形動] 1 平面の広がりだけでなく、奥行き・高さ・厚みなどがあるさま。また、そのような感じを与えるさま。「—な画面」⇔平面的。 2 物事をいろいろな角度から総合的にとらえるさま。「現象を—に把握する」⇔平面的。
りったいのうぎょう【立体農業】
果樹園芸や畜産などを総合的に取り入れ、空間を立体的に利用して行う農業。
りったいは【立体派】
⇒キュビスム
りったいび【立体美】
彫刻・建築・工芸など、立体の形象に表された美。