りったいほうそう【立体放送】
⇒ステレオ放送
りったいテレビ【立体テレビ】
映像が遠近感を伴って見えるテレビ。両眼による視差の原理を応用しており、特殊な眼鏡を利用するものと、裸眼で立体感が得られるものに大別される。前者には、左右の映像を偏光させて表示し、偏光フィルターの眼鏡で見るパッシブ方式や、左右別々の映像を交互に表示させ、液晶シャッターを備えた眼鏡で見るアクティブシャッター方式などがある。後者の裸眼方式には、液晶で微細な隙間をつくる視差バリア方式、細長いかまぼこ形の凸レンズを並べたレンチキュラー方式のほか、対象物から出る光の波面を再生するインテグラルイメージング方式などがある。3Dテレビ。三次元テレビ。
りったいえいぞう【立体映像】
遠近感や立体感を伴って見える映像。立体映画や立体テレビなどで、両眼による視差の原理を利用したさまざまな方式が実用化されている。3D (スリーディー) 映像。三次元映像。
りったいしょうひょう【立体商標】
ある商品を示す、特徴ある立体形の商標。平成8年(1996)の商標法改正で登録できるようになった。不二家のペコちゃん人形、ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダース人形、コカコーラのびんの形など。商品そのものの形状でも登録できる。
りったいひょうしょう【立体標章】
三次元の立体的形状からなる標章。商標法では、商品やサービスについて使用された立体標章を立体商標という。
りったいいせいたい【立体異性体】
構造式は同じだが、原子の立体配置が互いに違う異性体。光学異性体と幾何異性体、あるいはエナンチオマー(鏡像異性体)とジアステレオマーに分類される。
りったいがぞう【立体画像】
⇒三次元画像
りったいめがね【立体眼鏡】
⇒3Dグラス
りったいはいざ【立体配座】
分子中の単結合の回転によって異なる構造が生じる場合の、各原子の空間的配列のこと。ふつう有機化合物中の単結合のねじれによる配列の違いをさすことが多い。エタンの重なり配座、ねじれ配座、シクロヘキサンの椅子型配座、舟形配座が知られる。配座。コンフォーメーション。コンホメーション。
りったいどうろせいど【立体道路制度】
道路の上下空間を自由に活用し、道路と建築物との一体的整備を促進するための制度。道路の上下に建築物を建てることを認め、高層建築物を貫く道路の建設も可能になった。平成元年(1989)創設。