けいざいきき【経済危機】
急速な景気後退や通貨価値の暴落など、特定の国や地域、または世界規模で起こる経済面での危機的な状況。かつての大恐慌やアジア通貨危機、リーマンショック以後の金融危機などが、その代表的事例。
けいざいきょうりょくかいはつきこう【経済協力開発機構】
⇒オー‐イー‐シー‐ディー(OECD)
けいざいきんきゅうたいおうよびひ【経済緊急対応予備費】
経済状況の急変に備えるための予備費。平成20年(2008)のリーマンショック以降の不安定な経済・金融情勢への対応策として、麻生太郎内閣が設置。平成21年度(2009)予算で1兆円の枠が設けられ、そのうち8500億円が平成21年度補正予算の財源として取り崩された。
けいざいけいさつ【経済警察】
第二次大戦中、経済統制違反を取り締まるために設けられた特別の警察組織。
けいざいげんそく【経済原則】
最小の費用で最大の効果をあげるという原則。
けいざいこうい【経済行為】
生産や交換によって財貨を得て、利用または消費する行為。
けいざいこうか【経済効果】
ある現象やブームなどが、国・地域の経済に及ぼす好影響の総体。本格的・全体的な好況を引き起こすわけではなく、特定の業種が一時的に潤う利益の合計。「阪神優勝の—」
けいざいざい【経済財】
経済価値を有する財またはサービス。⇔自由財。
けいざいざいせいしもんかいぎ【経済財政諮問会議】
内閣府の重要政策会議の一。内閣総理大臣の諮問に応じて経済全般の運営の基本方針、財政運営の基本、予算編成の基本方針、その他の経済財政政策に関する重要事項などを調査審議する。 [補説]自由民主党森喜朗内閣時代に発足し、小泉純一郎内閣時代に「骨太の方針」(経済財政改革の基本方針)を策定。公共事業費削減・郵政民営化・政府系金融機関改革など、小泉構造改革を推進する役割を果たしたが、第1次安倍晋三内閣以降は影響力が低下。平成21年(2009)9月から平成24年(2012)12月まで民主党を中心とする政権下では国家戦略室が設置され、活動を停止していたが、第2次安倍内閣の発足に伴い平成25年(2013)から再開された。
けいざいざいせいせいさくたんとうだいじん【経済財政政策担当大臣】
内閣府の特命担当大臣の一。平成13年(2001)までは経済企画庁長官がその任にあたった。同年からは内閣府にあって、経済政策・財政政策を担当。経済財政諮問会議の議員も務め、議長である内閣総理大臣が欠席の際には議長代理となる。