けいけんかがく【経験科学】
経験的事実・現象を対象とし実証的な方法で研究する学問。自然科学や社会科学など。数学・形式論理学、また規範学のような学問に対する語。
けいけんがくしゅう【経験学習】
児童・生徒の生活経験から生じた興味や関心を重んじ、これを基礎にして行う学習。
けいけんカリキュラム【経験カリキュラム】
児童・生徒の経験から発する興味や関心を中心として構成される教育課程。
けいけんしゃ【経験者】
ある物事を経験したことのある人。また、ある分野について特に多くの経験を積んでいる人。「学識—」
けいけんしゅぎ【経験主義】
1 「経験論」に同じ。 2 理論よりも自己の経験のほうを重視し、もっぱらそれによって物事を判断しようとする態度。
けいけんそく【経験則】
実際に経験する事柄から見いだされる法則。
けいけんち【経験値】
経験によって成長した度合いを数量化したもの。経験の程度。「—を積む」「実戦を体験して—が上がる」
けいけんてきがいねん【経験的概念】
経験を通して得られる概念。
けいけんてきほうそく【経験的法則】
1 経験的な個別事象から帰納によって得られた法則。 2 因果関係は明確ではないが、経験上そのようだというだけの法則。
けいけんひはんろん【経験批判論】
ドイツの哲学者アベナリウスとその一派の認識論学説。認識の根拠を個人的要素を排除した純粋経験に求め、そこでは主観と客観、意識と存在の対立などが見いだされないとした。一種の主観的観念論。