ぜつめつきぐしゅ【絶滅危惧種】
現在生存している個体数が減少しており、絶滅の恐れの極めて高い野生生物の種。日本ではツシマヤマネコ、シマフクロウなど。絶滅危険種。 [補説]「絶滅危惧種」は、日本の1991年版レッドリストで使用されていたカテゴリー項目の一。絶滅の危機に瀕している種で、絶滅の危険性は危急種よりも高く、絶滅種より低い。略号はE(Endangered)。1997年版以降では「絶滅危惧Ⅰ類」として分類されている。
ぜつめつきき【絶滅危機】
IUCN(国際自然保護連合)の1994年版レッドリストで使用されていたカテゴリー項目の一。絶滅の危険性は危急よりも高く、絶滅寸前より低い。略号はEN(Endangered)。 [補説]2001年版以降では「絶滅危惧ⅠB類」として分類されている。
ぜつめつきぐ【絶滅危惧】
レッドリストやレッドデータブックで、生物の種を絶滅の危険性の高さによって分類したカテゴリー項目のグループ。絶滅の恐れのある種。「絶滅」「野生絶滅」に次いで危険度が高い。絶滅危惧ⅠA類・絶滅危惧ⅠB類・絶滅危惧Ⅱ類が含まれる。 [補説]絶滅危惧ⅠA類は、ごく近い将来に絶滅する危険性が極めて高いもの。略号はCR(Critically Endangered)。絶滅危惧ⅠB類は、ⅠA類ほどではないが、近い将来に絶滅の危険性が高いもの。略号はEN(Endangered)。絶滅危惧Ⅱ類は、絶滅の危険が増大している種。略号はVU(Vulnerable)。以前は、絶滅危惧ⅠA類と絶滅危惧ⅠB類は「絶滅危惧種」、絶滅危惧Ⅱ類は「危急種」として分類されていた。
ぜつめつきけんしゅ【絶滅危険種】
⇒絶滅危惧種
ぜつめつしゅ【絶滅種】
日本の1991年版レッドリストで使用されていたカテゴリー項目の一。すでに絶滅したと考えられる種。略号はEx(Extinct)。 [補説]1997年版以降では「絶滅」として分類されている。
ぜつめつすんぜん【絶滅寸前】
IUCN(国際自然保護連合)の1994年版レッドリストで使用されていたカテゴリー項目の一。絶滅の危険性は絶滅危機よりも高く、野生絶滅より低い。略号はCE(Critically Endangered)。 [補説]2001年版以降では「絶滅危惧ⅠA類」として分類されている。
ぜつめつしゅうようじょ【絶滅収容所】
第二次大戦中にナチス‐ドイツがユダヤ人やロマなどの大量虐殺を目的として設置した、アウシュビッツ・ヘウムノ・ベウゼッツ・ルブリン・ソビボール・トレブリンカの6つの強制収容所の総称。