しぼうかたしょう【脂肪過多症】
体内に異常な脂肪沈着がみられ、肥満した状態。
しぼうかん【脂肪肝】
肝臓に大量の脂肪が沈着した状態。また、その肝臓。栄養過多・アルコール過剰摂取・肥満・糖尿病などが要因となって起こり、肝硬変へ移行することも多い。
しぼうこうたく【脂肪光沢】
鉱物の、脂肪の塊がもつような光沢。蛋白 (たんぱく) 石などにみられる。
しぼうさいぼう【脂肪細胞】
多量の脂肪を含む細胞。脂肪組織を構成する。
しぼうさん【脂肪酸】
カルボキシル基を1個もち、炭素原子が鎖状に連結したカルボン酸の総称。一般式RCOOHで表され、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸とに大別される。
しぼうしつ【脂肪質】
1 脂肪を成分とする物質。 2 脂肪の多い体質。
しぼうしゅ【脂肪腫】
脂肪細胞が増殖してできる良性腫瘍 (しゅよう) 。皮下や筋肉の間などに発生し、こぶのようになる。リポーマ(lipoma)。
しぼうしゅし【脂肪種子】
貯蔵物質として多量の脂肪を含む種子。ダイズ・ゴマ・アブラナなど。
しぼうせん【脂肪腺】
⇒皮脂腺 (ひしせん)
しぼうぞくかごうぶつ【脂肪族化合物】
鎖式 (さしき) 化合物の異称。これに属する脂肪や脂肪酸が初めによく知られていたことによる名称。脂肪族。→芳香族化合物