芸術のための芸術
《(フランス)l'art pour l'art》芸術それ自体に絶対的価値を置く芸術至上主義の主張。
芸術は第二の人生である
《阿部次郎「三太郎の日記」から》芸術は人生そのものを描くものとして、創作者のもう一つの生き方の表現である。
芸術は長く人生は短し
《(ラテン)Ars longa, vita brevis.古代ギリシャの医者ヒポクラテスが「医術を学ぶには長い月日を必要とするが、人生は短いので怠らず励むべきだ」と言った言葉から》芸術作品は作者の死後も後世に残るが、芸術家の生命は短い。
げいじゅついん【芸術院】
「日本芸術院」の略。
げいじゅついんしょう【芸術院賞】
「日本芸術院賞」の略称。
げいじゅつか【芸術家】
芸術作品の創作活動を行う人。「—気取り」
げいじゅつがく【芸術学】
芸術一般に関し、理論的考察を行う学問。特に、芸術活動を実証的、科学的に研究する学問。19世紀後半から20世紀初頭にかけ確立、発展した。
げいじゅつざ【芸術座】
大正2年(1913)島村抱月・松井須磨子を中心に東京で結成した新劇の劇団。抱月・須磨子の急死により、大正8年(1919)解散。大正13年(1924)水谷竹紫が水谷八重子らと再興したが、昭和10年(1935)竹紫の死により自然解消。 昭和32年(1957)東京日比谷に開場した東宝経営の劇場。東宝現代劇の公演で知られたが平成17年(2005)閉場。
げいじゅつさい【芸術祭】
文化庁の主催で毎年秋に行われる芸術の祭典。昭和21年(1946)に発足。演劇・音楽・舞踊・演芸などの各分野で行われる。《季 秋》
げいじゅつしじょうしゅぎ【芸術至上主義】
芸術は他のものの手段として存在するのではなく、それ自身が目的であり、価値であるとする立場。「芸術のための芸術」を理念とする。