菊日和(きくびより)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・年月が余り隔ると、目前の菊日和も、遠い花の霞になって、夢の朧が消えて行く。 が、あらためて、澄まない気がする。御母堂の奥津城を展じたあとで。……ずっと離れているといいんだがな。近いと、どうも、この年でも極りが悪い。きっと冷かすぜ、石塔の・・・
泉鏡花
「縷紅新草」
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