蕭瑟(しょうしつ)
の例文・使い方・用例・文例(1)
-
・・・寥廓なる天の下、蕭瑟なる林の裏、幽冷なる池の上に音と云う程の音は何にも聞えぬ。只ウィリアムの見詰めたる盾の内輪が、例の如く環り出すと共に、昔しながらの微かな声が彼の耳を襲うのみである。「盾の中に何をか見る」と女は水の向より問う。「ありとある・・・
夏目漱石
「幻影の盾」
goo辞書とは
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。