ふくろたび【袋足袋】
足の親指と他の指との間に隔てのない足袋。
ふくろち【袋地】
他人の土地に囲まれて、直接公道に通じていない土地。
ふくろづの【袋角】
生え替わったばかりのシカの角。皮膚で覆われ、柔らかいこぶ状をしている。《季 夏》「雨後の木々夕日をこぼす—/綾子」
ふくろど【袋戸】
袋棚の襖 (ふすま) 戸。
ふくろどこ【袋床】
床の間の形式の一。前面の左右どちらかに袖壁をつくり、横に入り込んだ部分をもつ床の間。
ふくろとじ【袋綴じ】
書物などの綴じ方の一。 1 文字面が外になるように紙を1枚ずつ二つ折りにして重ね、折り目でないほうの紙端を糸でとじたもの。和装本には、この綴じ方が多い。 2 雑誌などの製本時に、一部のページの小口を裁断せず、袋状に残したもの。切り離さないと誌面を見られない。 3 複数枚になる契約書などの綴じ目に、別の細い紙を貼り付ける綴じ方。内容の差し替えを防ぐための処理。
ふくろとじいんさつ【袋綴じ印刷】
袋綴じに製本する際に、折り目に文字が重ならないように配置して印刷すること。
ふくろとだな【袋戸棚】
⇒袋棚 (ふくろだな) 1
ふくろぬい【袋縫い】
縫い代 (しろ) がほつれないように中縫いをする方法。最初に布の表を出して端を浅く縫ったのち、裏返して本縫いをする。
ふくろねこ【袋猫】
有袋目フクロネコ科の哺乳類。猫に似た小形の肉食獣。淡褐色に白斑がある。オーストラリア大陸およびタスマニア島に分布。ふくろいたち。