にしざわいっぷう【西沢一風】
[1665〜1731]江戸中期の浮世草子・浄瑠璃作者。大坂の人。名は義教。西鶴以後の代表的浮世草子作者。また、正本 (しょうほん) 屋を営みながら、豊竹座で浄瑠璃を執筆。浮世草子「御前義経記」、浄瑠璃「北条時頼記」、著「今昔操年代記 (いまむかしあやつりねんだいき) 」など。
にしざわいっぽう【西沢一鳳】
[1802〜1853]江戸後期の歌舞伎狂言作者。大坂の人。西沢一風の曽孫。家業の書店と貸本屋を営みながら、劇作および演劇考証に励んだ。著「脚色余録」「皇都午睡 (みやこのひるね) 」など。
にしざわみちお【西沢道夫】
[1921〜1977]プロ野球選手・監督。東京の生まれ。昭和12年(1937)16歳で名古屋軍(中日の前身)の投手としてデビュー。のち一塁手に転向してからは強打者として活躍。引退後は同球団の監督も務めた。
にしざわじゅんいち【西沢潤一】
[1926〜2018]工学者。宮城の生まれ。昭和25年(1950)にPINダイオードや静電誘導トランジスター(SIT)を開発。その後も半導体レーザー・発光ダイオード・光ファイバーなどの開発に貢献。半導体の研究に多大な業績を残し「ミスター半導体」と称された。平成元年(1989)文化勲章受章。