すかしぼり【透かし彫(り)】
金属・木・石などをくりぬいて文様を表す技法。文様を透かして素地を残す方法(文様透かし)と、文様の周りの素地を透かす方法(地透かし)がある。木彫仏の光背、欄間、刀剣の鐔 (つば) などに技巧を凝らしたものが多い。
すかしもよう【透かし模様】
1 透かしのある模様。 2 薄物の布地を重ねて、下の模様や色が透けて見えるようにしたもの。
すかしもん【透かし門】
1 外から内部が見えるような扉にしてある門。 2 門扉の下半分を板張りにし、上部を格子にした門。古く城門などで、敵を槍で突いたり矢を射かけたりするためにつくられた。透き門。
すかしゆり【透百合】
ユリ科の多年草。日本特産で、中部地方北部の海岸に自生。高さ約30センチ。葉は細長い。初夏、黄赤色の花を2、3個上向きにつける。古くから観賞用に栽培される。名は、花びらの付け根が細まっていてすきまができることに由来。いわとゆり。
すかしブロック【透かしブロック】
ブロック塀の装飾性や通気性を高めるために用いる、穴の空いたコンクリートブロック。
すかしっぺ【透かしっ屁】
「すかしべ」に同じ。