みやこあざみ【都薊】
キク科の多年草。山地に生え、高さ50〜90センチ。葉は羽状に深く裂けていて、とげはない。秋、淡紅紫色の頭状花を多数つける。
みやこいり【都入り】
都にはいること。入京。
みやこうつし【都遷し/都移し】
都を他の土地に移すこと。遷都。「—とて下り給ひたれども」〈盛衰記・二四〉
みやこうつり【都遷り/都移り】
都が他の土地へ移ること。遷都。「この日ごろ、—あるべしと聞こえしかども」〈平家・五〉
みやこおおじ【都大路】
都の大通り。都の幅広い主要な道路。
みやこおち【都落ち】
[名](スル) 1 都にいられなくなって、地方へ逃げ出すこと。「平家の—」 2 都会、特に東京を離れて、地方へ転勤・転居などをすること。
みやこおどり【都踊(り)/都をどり】
京都祇園 (ぎおん) の歌舞練場で毎年4月1日から30日まで催される、祇園の芸妓 (げいぎ) の踊り。明治5年(1872)に始まる。《季 春》「出を待てる—の妓 (こ) がのぞく/素逝」
みやこがい【都貝】
ニシキガイの別名。
みやこがた【都方】
都の方角。特に、京都の方。「これは—より出でたる僧にて候」〈謡・八島〉
みやこかたひと【都方人】
都の方の人。都に住んでいる人。みやこびと。「去年 (こぞ) の秋相見しまにま今日 (けふ) 見れば面 (おも) やめづらし—」〈万・四一一七〉