酒甕(さかがめ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・熔岩流がそれを目がけて沢に沿うておりて来るのは、あたかも大蛇が酒甕をねらって来るようにも見られるであろう。 八十神が大穴牟遅の神を欺いて、赤猪だと言ってまっかに焼けた大石を山腹に転落させる話も、やはり火山から噴出された灼熱した大石塊が急・・・
寺田寅彦
「神話と地球物理学」
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・・・ 敵の大将は、弓の真中を右の手で握って、その弓を草の上へ突いて、酒甕を伏せたようなものの上に腰をかけていた。その顔を見ると、鼻の上で、左右の眉が太く接続っている。その頃髪剃と云うものは無論なかった。 自分は虜だから、腰をかける訳に行・・・
夏目漱石
「夢十夜」
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