雨気（うき）とは？意味・読み方・使い方

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う‐き【雨気】
の解説

雨の降りそうなようす。雨模様。雨意。あまけ。「—を含んだ雲」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

雨気の例文(10)

出典：青空文庫

･･･噛みたいほどの雨気を帯びた辻の風も、そよとも通わぬ。　……その冷･･･泉鏡花「開扉一妖帖」
･･･よりと曇ったが、底に雨気を持ったのさえ、頃日の埃には、もの和かに･･･泉鏡花「菎蒻本」
･･･室のような気のする、雨気と人の香の、むっと籠った待合の裡へ、コツ･･･泉鏡花「売色鴨南蛮」

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