うぐいすずな【鶯砂】
輝石安山岩の破片を多量に含む緑灰色の砂。小笠原諸島に産し、壁砂に用いる。
うぐいすちゃ【鶯茶】
鶯色に茶を合わせた色。
うぐいすな【鶯菜】
コマツナ・アブラナなどの、まだ若くて小さい菜。《季 春》「摘みそへよ膳のむかひの—/白雄」
うぐいすばり【鶯張り】
木造の床の張り方の一。踏むと床板を留めたかすがいがきしり、鶯の声に似た音を出す。京都の知恩院のものが有名。
うぐいすぶえ【鶯笛】
鶯の鳴き声に似た音を出す玩具の笛。主に竹製。初音 (はつね) の笛。《季 春》
うぐいすまめ【鶯豆】
青えんどうを甘く柔らかく煮た食品。
うぐいすまゆ【鶯眉】
1 江戸時代、公家や武家で、生まれた女子の額におしろいで白い線を描き、眉毛の代わりにしたもの。 2 江戸時代、奥女中が16、7歳ごろから行った引き眉。眉を上下から細くそり、練 (こ) ね墨をさしたもの。糸眉。柳眉。
うぐいすもち【鶯餅】
餅または求肥 (ぎゅうひ) であんを包み、両端をとがらせて青きなこをまぶし、鶯のような形・色にした餅菓子。《季 春》
うぐいすあん【鶯餡】
青えんどうを煮てつぶし、砂糖を加えて作った緑色の餡。