げんかかんり【原価管理】
利益管理の一環として、原価引き下げの目標を明らかにするとともにその実施のための原価計画を設定し、この計画の実現を原価統制などによって図る一切の管理活動。コスト‐マネージメント。
げんかけいさん【原価計算】
一定の製品や用役についての原価を分類・測定・集計・分析して報告する手続き。
げんかしょうきゃく【減価償却】
使用または時の経過などによって生じる有形固定資産の価値の減少分を見積もり耐用年数に割り当て、費用として配分する会計上の手続き。
げんかたい【元嘉体】
中国で、元嘉期に興った詩風。謝霊運・顔延之・鮑照 (ほうしょう) らが代表的詩人。華麗な文体で山水の美を詠じた。
げんかほう【原価法】
財務諸表に記載する資産の評価基準の一。資産を取得原価で評価する。取得原価の評価方法としては、個別法・先入先出法・平均原価法などがある。→低価法 →簿価会計 [補説]以前は、有価証券や棚卸資産の評価基準として原価法と低価法の選択適用が認められていたが、有価証券については、平成12年度(2000)の税制改正により、子会社・関連会社の株式についてのみ原価法が適用されることになった。また、棚卸資産については、会計基準の改正により、平成20年度(2008)から低価法に一本化されている。
げんかれき【元嘉暦】
中国で、元嘉20年(443)に何承天 (かしょうてん) によって作られた太陰太陽暦。日本に伝えられた最古の暦とされ、持統天皇の代に採用されたという。
げんかようそたいけい【原価要素体系】
⇒シー‐ビー‐エス(CBS)
げんかしょうきゃくひ【減価償却費】
事業用に取得した建物・機械・備品などの固定資産の取得原価を、耐用年数にわたって徐々に費用として計上するために、所定の計算方法によって各会計期間に配分した費用。→定率法 →定額法