こっかこうあんいいんかい【国家公安委員会】
内閣府の外局の一。警察の行政管理、警察一般に関する事項などを所轄する中央警察管理機関。委員長と5人の委員で構成され、委員長には国務大臣をあてる。NPSC(National Public Safety Commission)。
こっかこうむいん【国家公務員】
国家の公務に従事する者。国務大臣・裁判官・自衛官などの特別職と、国家公務員法の適用を受けるその他の一般職とに分かれる。
こっかこうむいんせいどかいかくきほんほう【国家公務員制度改革基本法】
国家公務員制度改革の基本理念・方針を定めた法律。平成20年(2008)6月成立。政治主導を強化し、縦割り行政の弊害を排除することが目的。幹部人事を一元管理する内閣人事局の設置、上級試験合格者が幹部職員となるいわゆるキャリア制度の廃止などを骨子とする。公務員改革法。
こっかこうむいんほう【国家公務員法】
国家公務員に関する基本法。一般職の国家公務員に適用されるものとして、職階制を基礎とした任用・給与・分限・懲戒・服務などを規定し、人事行政機関として人事院の設置を定めている。昭和23年(1948)施行。国公法。
こっかこうむいんりんりきてい【国家公務員倫理規程】
平成12年(2000)施行の国家公務員倫理法に基づき、国家公務員と利害関係者との間で行われる、金銭・物品・不動産などの贈与・貸与、未公開株の譲渡、ゴルフ・旅行の供応接待などについて、禁止また制限を具体的に示したもの。
こっかこうむいんりんりほう【国家公務員倫理法】
国家公務員の職務にかかわる倫理の保持を図り、公務に対する国民の信頼を確保することを目的とする法律。平成12年(2000)施行。国家公務員倫理規程の遵守、贈与・株取引などの報告・公開、国家公務員倫理審査会・倫理監査官の設置などについて定める。
こっかしけん【国家試験】
1 特定の資格を認定し、または一定の免許を与えるために国家の行う試験。国家公務員採用試験・司法試験や、医師・公認会計士・税理士・建築士などの試験。国試。 2 旧制度の高等文官試験・普通文官試験の俗称。
こっかしゃかいしゅぎ【国家社会主義】
1 国家の手によってなされる、上からの社会主義。19世紀後半、ドイツのF=ラッサールらによって提唱された。 2 全体主義のナチズムのこと。
こっかしゅぎ【国家主義】
国家を最高の価値あるもの、人間社会の最高の組織と見なし、個人よりも国家に絶対の優位を認める考え方。→ナショナリズム
こっかしゅけんせつ【国家主権説】
主権は法人である国家に帰属するとする学説。19世紀後半のドイツで君主主権説に対して唱えられ、イェリネックによって大成された。