[副]
  1. 《日葡辞書では「づぶ」と表記》まったく。まるっきり。全然現代では多く、「ずぶの」の形で用いられる。「—の素人」

    1. 「—働かないでいる訳にも行かないでね」〈秋声・足迹〉

  1. 全身水にぬれるさま。全体を水につけるさま。また、その時の音を表す語。

    1. 「海に—と落ち入りぬ」〈発心集・三〉

[接頭]動詞の連用形から転化した名詞に付いて、はなはだしく、すっかり、などの意を添える。「—ぬれ」「—酔い」

出典:青空文庫

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