せいしぼさつ【勢至菩薩】
《(梵)Mahā-sthāma-prāptaの訳「大勢至菩薩 (だいせいしぼさつ) 」の略》智慧の光をもってあまねくいっさいを照らし、無上の力を得させるという菩薩。阿弥陀三尊の一で、阿弥陀仏の右の脇侍。宝冠の中に宝瓶 (ほうびょう) をのせ、手に蓮華 (れんげ) を持つ姿に表す。
せいしまさつ【静止摩擦】
ある面上に静止している物体が面に沿って動きだすとき、その接触面から抵抗を受ける現象。物体が動きだす直前に最大となる。→運動摩擦
せいしまさつけいすう【静止摩擦係数】
静止摩擦における最大摩擦力と摩擦面に働く垂直抗力との比。摩擦面の性質により一定。
せいしせんいきどう【静止遷移軌道】
⇒静止トランスファー軌道
せいしトランスファーきどう【静止トランスファー軌道】
人工衛星を静止軌道にのせる際、一時的に投入される軌道。ロケットを打ち上げて一気に軌道高度が高い静止軌道にのせることは力学的に困難なため、近地点高度が数百キロメートル、遠地点高度が静止軌道と同じ赤道上空約3.6万キロメートルという細長い楕円軌道に投入させる。この後、遠地点でアポジーモーターにより推力を与え、静止ドリフト軌道となる。静止遷移軌道。GTO(geostationary transfer orbit)。
せいしドリフトきどう【静止ドリフト軌道】
人工衛星を静止軌道にのせる前段階の軌道。衛星は静止トランスファー軌道の遠地点でアポジーモーターにより推力を与えられ、静止軌道と同じ高度の円軌道を回る。この軌道を静止ドリフト軌道といい、軌道傾斜角などの修正が行われた後、静止軌道となる。
せいしかしょうしょう【精子過少症】
⇒乏精子症
せいしけつぼうしょう【精子欠乏症】
⇒乏精子症
せいしげんしょうしょう【精子減少症】
⇒乏精子症
せいしむりょくしょう【精子無力症】
精子の運動能力が低下した状態。無力精子症。→OAT症候群 [補説]動いている精子の割合が40パーセント以下の状態をいう。