《「なんち」とも》

  1. 病気のなおりにくいこと。「—の病」

  1. 民心などのおさめにくいこと。

  1. むずかしいこと。困難難儀

    1. 「その条当時—に侍り」〈盛衰記・四一〉

時刻不明場合、また、時刻特定しない場合に用いる語。なんどき。「—に出発しようか」「—でもいいから電話をください」

むずかしい字。難解漢字

処理するのが困難事柄

[代]《「なむち」の音変化》二人称の人代名詞。多く、対等またはそれ以下の人に用いられる。
  • 「—コレヲワキマエタカ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯

出典:青空文庫

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