出典:gooニュース
イスラエルのヨルダン川西岸入植政策は「戦争犯罪」 国連人権トップ
ターク氏の声明は、国連人権高等弁務官事務所が2023年10月から24年11月までのヨルダン川西岸の状況に関する新しい報告書を発表したのに合わせて出された。 報告書によると、この期間中にヨルダン川西岸で612人のパレスチナ人がイスラエルの治安部隊と入植者によって殺害された。一方で、24人のイスラエル人もパレスチナ人との衝突や攻撃で殺害されたとされる。
イスラエルが占領するヨルダン川西岸 「西岸に戦争を」と落書きする入植者の「襲撃の自由」[安田菜津紀エッセイ]
昨年11月深夜、パレスチナ自治区・ヨルダン川西岸の都市ラマッラー郊外で放火事件が起きた。火を放っていったのは、入植者たちだった。 西岸は1967年以降、イスラエルによって占領され、入植地や、そこに暮らす入植者は増加の一途をたどる。昨年7月に国際司法裁判所が、この占領政策を違法とする勧告的意見を出したが、入植者らによるパレスチナ人への暴力は後を絶たないのが現状だ。
ヨルダン川西岸、大規模攻撃続く 戦車も投入「終わり見えない」
パレスチナ自治区ガザの停戦発効後、イスラエル軍が自治区ヨルダン川西岸で1カ月以上、大規模攻撃を続けている。武装勢力掃討が名目だが、国連は「2000年代初め以降、最長の作戦」として民間の被害拡大を懸念する。イスラエル政府は軍に対し、今後1年は西岸にとどまるよう指示。北部ジェニンで戦車も投入した。市民は「終わりが見えない」と嘆く。 ジェニンには2月23日、戦車が展開された。
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