1. なかほどの段。階段などのなかほど。「長い石段の—あたりで一息つく」

  1. なかほどの段階。いくつかある段階のなかほど。

    1. 着色の工夫は、総て色の変化の—においてなさるべきだ」〈横光機械

  1. 剣道槍術などで、上段下段との中間の構え方。正眼。「—に構える」

  1. 陰暦の暦 (こよみ) で、なかの段に書き入れてある十二直 (じゅうにちょく) のこと。これを毎日干支 (えと) の下に配当して、その日の吉凶を定めた。

  1. 書院造りで、上段の間 (ま) より一段低く、下段の間より一段高くつくった所。中段の間。

出典:青空文庫

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