にんげんなみ【人間並(み)】
[名・形動] 1 世間一般の人と同じような程度であること。また、そのさま。ひとなみ。「—の暮らし」 2 人間でないものが、人間と同じであるさま。「ロボットが—に働く」
にんげんばなれ【人間離れ】
[名](スル)性質・能力などが普通の人とかけ離れていること。「—した仙人のような生活」
にんげんみ【人間味】
人間としての豊かな情緒。また、人間らしい思いやりや、やさしさ。人情味。「—にあふれた人」
にんげんわざ【人間業】
人間の能力でなしうること。「—とは思えない」
にんげんのくさり【人間の鎖】
示威運動の一。抗議や要求のために、参加者が手をつないで施設や敷地を取り囲んだり、二つの地点をつないだりする行為。人の鎖。ヒューマンチェーン。 [補説]大規模なものとしては、1989年にバルト三国で行われたものがある。独ソ不可侵条約50周年を記念してソ連からの分離・独立を要求したもので、長さは600キロメートルに及んだ。
にんげんのたて【人間の盾】
《Human Shieldの訳語》戦争や紛争において、敵が攻撃目標とする施設の内部や周囲に民間人を配置するなどして、攻撃を牽制すること。ジュネーブ条約では戦争犯罪とみなされる。
にんげんかいはつ【人間開発】
人が自己の可能性を十分に発展させ、自分の必要とする生産的・創造的な人生を築くことができるような環境を整備すること。そのためには、人々が健康で長生きをし、必要な知識を獲得し、適正な生活水準を保つための所得を確保し、地域社会において活動に参加することが必要であるとする。パキスタンの経済学者マプープル=ハクが提唱した概念。→人間開発指数
にんげんかいはつしすう【人間開発指数】
平均余命・教育・所得の側面から人間開発の達成度を示す指数。パキスタンの経済学者マプープル=ハクが1990年に考案。国連開発計画(UNDP)が毎年発表する。日本は1991年、1993年に1位となっている。人間開発指標。HDI(human development index)。 [補説]人間開発指数に人間貧困指数(HPI)・ジェンダー開発指数(GDI)・ジェンダーエンパワーメント指数(GDM)を加えた四つの指数をまとめて人間開発指数という場合もある。
にんげんかんきょうだいがく【人間環境大学】
愛知県岡崎市にある私立大学。平成12年(2000)に開学した。
にんげんそうごうかがくだいがく【人間総合科学大学】
さいたま市にある私立大学。通信制の大学として、平成12年(2000)に開学した。