かいごしせつ【介護施設】
介護保険法に基づいて、入所する要介護者に対して入浴・排泄・食事等の介護や日常生活上の世話、機能訓練、健康管理、療養上の世話を行う施設。介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)・介護老人保健施設(従来型老健)・介護療養型医療施設(療養病床)・介護療養型老人保健施設(介護療養型老健)・介護医療院。他に、介護付有料老人ホーム・軽費老人ホーム(ケアハウス)・グループホームなどがある。 [補説]介護療養病床は令和5年度(2023)末までに廃止され、この病床を有する介護療養型医療施設は介護医療院等に移行する予定。
かいごにんていしんさかい【介護認定審査会】
要介護認定の審査を行う、市町村に設置された機関。保健・医療・福祉の専門家で構成され、介護保険の被保険者の心身の状況を調査し、かかりつけ医の意見に基づいて審査判定する。
かいごほしょうきゅうふ【介護補償給付】
業務災害に対して給付される労災保険の一。障害補償年金または傷病補償年金の受給者のうち、重度の精神神経障害・胸腹部臓器障害があり、介護を受けている場合に支給される。通勤災害の場合は介護給付という。
かいごりょうようがたろうけん【介護療養型老健】
⇒介護療養型老人保健施設
かいごせんようがたとくていしせつ【介護専用型特定施設】
介護保険法で定められた特定施設(有料老人ホーム・養護老人ホーム・軽費老人ホームなど)のうち、入居者が要介護者とその配偶者などに限られる施設。→混合型特定施設
かいごほけんとくべつかいけい【介護保険特別会計】
介護保険事業の収支を経理するために市町村や特別区が設ける会計。介護保険料、国および県の支出金、市町村の一般会計からの繰入金を主な歳入とし、介護給付費(介護サービス費の保険負担分)を主な歳出とする。
かいごうつ【介護鬱】
家族を介護している人がストレスから鬱状態になること。
かいごしえんボランティア【介護支援ボランティア】
介護ボランティア活動を行った高齢者に、地方自治体が現金や商品券などと交換可能なポイントを付与する制度。 [補説]平成19年(2007)に東京都稲城市が初めて実施し、導入する自治体が増加している。
かいごきゅうふひのうふきん【介護給付費納付金】
⇒介護納付金
かいごサービス【介護サービス】
介護保険サービスのこと。広義に、家事代行や通院介助などの介護保険外サービスを含めていうこともある。