姓氏の一。
海や湖が陸地に入り込んだ所。入り海。
いりえたいきち【入江泰吉】
[1905〜1992]写真家。奈良の生まれ。大和路 (やまとじ) の風物・仏閣・仏像を撮影。代表作に「万葉大和路」「仏像の表情」など。奈良市写真美術館に全作品が収められている。
いりえはこう【入江波光】
[1887〜1948]日本画家。京都の生まれ。本名、幾治郎。初め国画創作協会に加わり、同会解散後は制作とともに古画の模写・研究に努め、法隆寺金堂壁画の模写に従事。洗練された静澄な画風で、仏画・水墨画を多く描いた。
いりえわに【入江鰐】
クロコダイル科のワニ。全長7〜10メートルに達する。河口や海岸にすみ、家畜や人をも襲う。南アジア、オーストラリア北部、南太平洋の諸島に分布。
出典:gooニュース
監督賞・入江悠監督「初めてやった演出法にもかかわらず監督賞を頂けたのは不思議な気持ち」【第67回ブルーリボン賞】
監督賞を初受賞した入江悠監督(45)は「脚本と監督をやった自分は浮かれてはいけない。モデルになった女性は亡くなっているので、その人と向き合っていくことを続けなければ」と喜びつつも謙虚に語った。 入江監督はコロナ禍だった20年、ある女性の人生を記した新聞記事に映画化を直感し「当時の自分が感じていた社会の閉塞(へいそく)感を忘れたくない気持ちで作った」と明かす。
【ブルーリボン賞】入江悠監督『あんのこと』で監督賞 主演・河合優実に感嘆「彼女はさらにさらに聞いていく」
監督賞は「あんのこと」の入江悠監督(45)が受賞した。 同作は少女の杏が母親からのDV、売春強要の末、覚醒剤におぼれるが、刑事や週刊誌記者との出会いで運命を大きく変えていく物語。コロナ禍に実際にあった事件を基にした。 「わりと娯楽映画好き」な入江監督だが、入念に取材して脚本を書き、ドキュメンタリーに近いアプローチをした。
【監督賞】「あんのこと」の入江悠監督「河合優実さんじゃなかったら実現しなかった」
◇第67回ブルーリボン賞決定 「あんのこと」で監督賞に選ばれた入江悠監督(45)は「歴史の重みを感じます」と喜びをかみしめた。 「河合優実さんじゃなかったら実現しなかったと思う。取材の段階から一緒に回り、あんという子がどんな子なのかを探っていきました。身を削るような苦労があったと思いますが、こういう役を繊細にやれる唯一無二の俳優さん」と絶賛した。
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出典:青空文庫
・・・のまた向うに薄光った入江、――何もかもどこか汗ばんだ、もの憂い静・・・ 芥川竜之介「十円札」
・・・、と大都市の泥海に、入江のごとく彎曲しつつ、伸々と静まり返って、・・・ 泉鏡花「売色鴨南蛮」
・・・海から細く入江になっていて、伝馬や艀がひしひしと舳を並べた。小揚・・・ 小栗風葉「世間師」