合点（がってん）とは？意味・読み方・使い方

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がっ‐てん【合点】
の解説

［名］(スル)

１同意すること。うなずくこと。承知。がてん。「おっと—」
1. 「頸 (くび) に力を入れ、しっかり—しつつ」〈宮本・伸子〉

２理解すること。納得すること。得心。がてん。「一向に—がいかない」

３和歌・連歌・俳諧などを批評して、そのよいと思うものの肩につける「〽」「○」「・」などの印。また、その印をつけること。

４回状などを見終わり了承の意を表すために、自分の名前の肩に印をつけること。

５考え。心づもり。所存。
1. 「ただ今より真人間になって孝行尽くす—なれども」〈浄・油地獄〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

合点の前後の言葉

合点の例文(30)

出典：青空文庫

･･･う、翁とばかりでは御合点まいるまい。ありようは、五条の道祖神でご･･･芥川竜之介「道祖問答」
･･･て来たのでも、すぐに合点の行く事であった。にも関らずこの小娘は、･･･芥川竜之介「蜜柑」
･･･な。合点か。人間業では及ばぬ事じゃでな」　笠井はそういってしたり･･･有島武郎「カインの末裔」

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