こくみんとう【国民党】
「立憲国民党」の略称。 「中国国民党」の略称。
こくみんどうとく【国民道徳】
1 ある国民に固有の道徳。 2 国民として守らなければならない道徳。
こくみんとうひょう【国民投票】
1 議員その他の公務員の選挙以外の国政上重要な事項について国民が行う投票。日本国憲法改正の手続きでは必要とされている。 2 ⇒レファレンダム
こくみんとうひょうほう【国民投票法】
《「日本国憲法の改正手続に関する法律」の通称》日本国憲法の改正について、国民の賛否を問う投票の手続きを定めた法律。国民投票は国会が憲法改正を発議した日から60日以後180日以内に行い、投票権は満18歳以上の日本国民が有する。平成19年(2007)5月成立、平成22年(2010)5月施行。憲法改正国民投票法。
こくみんどうめい【国民同盟】
《(イタリア)Alleanza Nazionale》イタリアにあった保守政党。1946年にイタリア社会運動の党名で、ムッソリーニの支持者らが結成。ネオ‐ファシズム路線を批判されつつも南部を中心に支持を集めた。1995年に穏健保守に転換し党名も変更。2009年、解散して「自由の人民」に合流。
こくみんねんきん【国民年金】
すべての国民を対象とし、その老齢・障害・死亡に関して給付を行う年金制度。昭和34年(1959)制定の国民年金法により創設、厚生年金などの適用を受けない者を対象としたが、昭和61年(1986)から基礎年金を柱とする新制度となった。給付には、老齢基礎年金・障害基礎年金・遺族基礎年金のほか、付加年金・寡婦年金および死亡一時金がある。
こくみんねんきんききん【国民年金基金】
厚生年金や共済年金受給者との年金格差を解消し、国民年金を補完する制度として国民年金法に基づき、平成3年(1991)に発足した公的年金制度。国民年金の第1号被保険者(自営業者や学生・無職・アルバイトなど、厚生年金や共済年金に加入していない人)が任意で加入できるもので、老齢基礎年金に上乗せして給付される。都道府県単位で設立される地域型国民年金基金と、医師・税理士など25の職種別に一つ、全国単位で設立される職域型国民年金基金とがある。個人型確定拠出年金と同様、各基金を会員とする国民年金基金連合会が掛け金の運用・事務処理を行う。
こくみんねんきんききんれんごうかい【国民年金基金連合会】
国民年金法に基づき、平成3年(1991)に厚生大臣(現厚生労働大臣)の認可を受けて設立された法人。国民年金基金の中途脱退者(転居や転職により加入員資格を60歳前に喪失し、加入員期間が15年未満の人)などへの年金や遺族一時金の支給を共同して行う。また、将来にわたって安定した給付を確保するため、掛け金をまとめて運用し、これらに関わる事務を効率的に処理するという事業を担う。平成14年(2002)からは、個人型確定拠出年金の実施主体として、個人型年金規約の作成、加入者の資格の確認、掛け金の収納などの業務も行っている。平成29年(2017)現在、設立されているすべての基金が、連合会の会員となっている。
こくみんねんきんほう【国民年金法】
国民年金制度について定めた法律。老齢、障害または死亡によつて国民生活の安定がそこなわれることを国民の共同連帯によって防止し、健全な国民生活の維持及び向上に寄与することを目的とする。昭和34年(1959)成立。国民健康保険制度と併せて国民皆保険・国民皆年金が実現した。
こくみんのしゅくじつ【国民の祝日】
国民一般の公的な祝い日。昭和23年(1948)7月制定の「国民の祝日に関する法律」および同法律のその後の改正によって定められた休日。→ハッピーマンデー [補説]国民の祝日一覧元日(1月1日)成人の日(1月の第2月曜日)建国記念の日(2月11日)天皇誕生日(2月23日)春分の日(3月21日ごろ)昭和の日(4月29日)憲法記念日(5月3日)みどりの日(5月4日)こどもの日(5月5日)海の日(7月の第3月曜日)山の日(8月11日)敬老の日(9月の第3月曜日)秋分の日(9月23日ごろ)スポーツの日(10月の第2月曜日)文化の日(11月3日)勤労感謝の日(11月23日)