出典:gooニュース
消えぬ地デジ難民(下) 災害発生時の情報源 町の補助で賄いきれず インターネットの光テレビ視聴への切り替え検討も「テレビ視聴を諦める住民が出てくる可能性がある」
地上デジタルテレビの難視聴地域に該当する埼玉県小鹿野町三山河原沢、藤倉、上薄、小森の4地区住民らの要望を受けて、同町は2023年度以降、「地上デジタルテレビ対策事業費」を予算に盛り込んだ。毎年約100万円の赤字運営が続いている4地区のような自主共聴組合の運営費を軽減するため、町が辺地共聴施設の維持管理に要する電柱共架料やケーブル移設費などの一部を補助する。23年度の事業費は約200万円だった。
消えぬ地デジ難民(上) 自主運営の組合、大幅赤字に苦慮 移行から約14年、山間地などにはいまだに「地デジ難民」存在 「高齢者は地上波放送が日常の情報源であり、娯楽」
14年ほどが経過したが、全国の山間地などには地上波放送の受信が困難な「地デジ難民」世帯(難視聴地域)がいまだに存在する。埼玉県北西部に位置する小鹿野町は、人口約1万人の25%ほどが自宅に電波が届かない地デジ難民だ。三山河原沢、藤倉、上薄、小森の町内4地区(計約500世帯)の各組合は、自主運営で山頂アンテナからケーブルで各家庭にテレビ信号を配信。
もっと調べる