客筋(きゃくすじ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
-
・・・幸衛門は多分塩の方の客筋ならんと早速まかり出でぬ。 次の日奥の一室にて幸衛門腕こまぬき、茫然と考えているところへお絹在所より帰り、ただいまと店に入ればお常はまじめな顔で『叔父さんが奥で待っていなさるよ、何か話があるって。』お絹に・・・
国木田独歩
「置土産」
-
・・・襤褸が現われ俊雄はようやく冬吉のくどいに飽いて抱えの小露が曙染めを出の座敷に着る雛鶯欲のないところを聞きたしと待ちたりしが深間ありとのことより離れたる旦那を前年度の穴填めしばし袂を返させんと冬吉がその客筋へからまり天か命か家を俊雄に預けて熱・・・
斎藤緑雨
「かくれんぼ」
goo辞書とは
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。