出典：gooニュース
韓国憲法裁判所、ハン・ドクス首相に対する弾劾訴追を退ける「積極的行為を認める証拠や資料は見当たらない」
韓国の「非常戒厳」宣言をめぐり、憲法裁判所は、韓悳洙（ハン・ドクス）首相に対する弾劾訴追を退けました。韓国では去年12月、尹錫悦大統領が「非常戒厳」を宣言し、国会に軍を突入させました。その後、尹大統領は弾劾訴追され、大統領代行を務めた韓首相も非常戒厳宣言を黙認したなどとして、弾劾訴追されていました。
韓国・憲法裁判所、韓悳洙首相に対する弾劾訴追を棄却
韓国の憲法裁判所は24日、韓悳洙首相に対する弾劾訴追を棄却しました。これにより、韓首相はただちに職務に復帰しています。韓首相は、去年12月に尹錫悦大統領が弾劾訴追されて以降、大統領の権限を代行していましたが、その後、空席となっていた憲法裁の裁判官3人を任命しなかったなどとして野党主導で国会から弾劾訴追されていました。これを受け、韓首相は職務が停止されていました。
韓国国務総理の弾劾が“棄却”「憲法裁判所の賢明な決定に感謝申し上げる」
ハン国務総理は憲法裁判所の決定直後、政府ソウル庁舎に出勤し、「憲法裁判所の賢明な決定に感謝申し上げる。何よりも、総理が職務停止中であった状況で、国政において最善を尽くして導いてくれたチェ・サンモク権限代行（副総理兼企画財政部長官）と国務委員の皆様に深く感謝申し上げる」と述べた。
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