・・・ある回想から。播州平野。八月。青田は果なし。九月。風知草。十月。琴平。現代の主題。風知草。十一月。郵便切手。図書館。風知草。単行本。『伸子』〔第一部〕。私たちの建設。一九四七年一月から〔八〕月まで中央・・・ 宮本百合子 「年譜」
・・・┌母 登代│義妹 直三の妻つや より└ 子供 昭夫 三歳 治郎 二歳┌ 前の家 沢田 かじや└ の町の風景┌姫路 戸田屋の二階│ 播州平野の馬車│└永田さん・・・ 宮本百合子 「「播州平野」創作メモ」
・・・、宮本百合子「播州平野」などをのせはじめた。 永井荷風によって出発したジャーナリズムは、インフレーションの高波をくぐって生存を争うけわしさから、織田作之助、舟橋聖一、田村泰次郎、井上友一郎、その他のいわゆる肉体派の文学を繁栄させはじめた・・・ 宮本百合子 「婦人作家」
・・・は、ソヴェト世界革命文学の集に翻訳され、戦後の「播州平野」は、ソヴェトの文学新聞に、日本で広汎に支持されている階級的作品として紹介され、中国語にもほんやくされています。この事実は何を語るでしょうか。「播州平野」「風知草」の基調にあるものが前・・・ 宮本百合子 「文学について」
・・・〔一九四八年三月〕附記 『風知草』『播州平野』『二つの庭』などについて、非常にどっさりさまざまの批評がある。作者して 宮本百合子 「両輪」
出典:青空文庫