数奇（すうき）とは？意味・読み方・使い方

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すう‐き【数奇】
の解説

［名・形動］《「数」は運命、「奇」は不運の意》

１運命のめぐりあわせが悪いこと。また、そのさま。不運。「報われることのなかった—な人」

２運命に波乱の多いこと。また、そのさま。さっき。「—な運命にもてあそばれる」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

数奇の例文(14)

出典：青空文庫

･･･平家づくりで、数奇な亭構えで、筧の流れ、吹上げの清水、藤棚などを･･･泉鏡花「古狢」
･･･、どうして、こうした数奇な生活が、特種の人達にのみ送られるかを更･･･小川未明「何を作品に求むべきか」
･･･驚したいというのも物数奇だねハハハハ」と綿貫はその太い腹をかかえ･･･国木田独歩「牛肉と馬鈴薯」

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