出典:gooニュース
“新潟水俣病”公式確認から60年…被害者救済へ県内で実務者協議「大きな前進」 5月の式典へ環境大臣の出席求める
3月4日、初めて新潟水俣病の被害者団体と環境省が実務者協議を行いました。新潟水俣病の公式確認から60年を迎えることから、被害者団体は5月に行う式典への環境大臣の出席などを求めています。 4日午後、県庁で新潟水俣病の被害者団体が面会したのは、前田光哉環境保健部長など環境省の職員4人です。
救済に向けた継続協議を確認:新潟水俣病の被害者団体と環境省【新潟】
■新潟水俣病共闘会議 中村洋二郎弁護士 「『急がなければいけないんじゃないですか』ということを切に要望したが、その点については『これから考える』と具体的な案はありませんでした。」 今回の協議では、「救済されていない被害者への対応」や「住民の健康調査」など4つのテーマを今後話し合うことが決まりました。
新潟水俣病の被害者団体、環境省と実務者協議 環境相に5月末の祈念式典出席を要望
環境省の前田光哉環境保健部長が4日、新潟市内を訪れ、新潟水俣病の被害者団体などと実務者協議を行った。団体側は、新潟水俣病の公式認定からちょうど60年となる5月31日の祈念式典に浅尾慶一郎環境相の出席を要望。同省側は、出席の可否も含めて検討するとした。協議に参加したのは、ノーモア・ミナマタ第2次新潟訴訟原告団の皆川栄一団長(81)や、新潟水俣病共闘会議の中村洋二郎弁護士ら13人。
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