せいぶつがくてきどうとうせいしけん【生物学的同等性試験】
ジェネリック医薬品が先発医薬品と同等の効果を有することを証明するために行う試験。健康な成人に先発品とジェネリック品を投与し、血中濃度の推移に差がないことを確認する。BE試験。
せいぶつぐんけい【生物群系】
⇒バイオーム
せいぶつぐんしゅう【生物群集】
ある場所に生息する全生物を一つの集団とみなしたもの。植物のみを対象とする場合は植物群落、動物のみの場合は動物群集ともいう。
せいぶつさいがい【生物災害】
⇒バイオハザード
せいぶつルミネセンス【生物ルミネセンス】
⇒生物発光
せいぶつきせつがく【生物季節学】
⇒フェノロジー
せいぶつとうけいがく【生物統計学】
生物学、農学、医学などに統計学的手法を適用する学問分野。生物の大きさや農産物の収量などを統計的に解析したり、新薬の臨床試験の効果や各種検査の有効性を検証したりすることを指す。
せいぶつレオロジー【生物レオロジー】
⇒バイオレオロジー
せいぶつきせつかんそく【生物季節観測】
気象庁が実施する観測の一。植物の開花日、動物の初見日・初鳴日などを記録し、季節の移り変わりやその年の天候の状況などをみるもの。全国で観測する規定種目と、その地域での指標となる選択種目とがある。昭和28年(1953)開始。令和2年(2020)時点では植物34種、動物23種を対象としたが、令和3年(2021)より植物6種9現象に変更。 [補説]生物季節観測の種目一覧(無印は令和2年で終了。*印は継続中)〈植物〉アジサイ(開花*)アンズ(開花・満開)イチョウ(発芽・黄葉*・落葉*)ウメ(開花*)カエデ(紅葉*・落葉*)カキ(開花)カラマツ(発芽)キキョウ(開花)クリ(開花)クワ(発芽・落葉)サクラ〈ソメイヨシノ〉(開花*・満開*)サザンカ(開花)サルスベリ(開花)シダレヤナギ(発芽)シバ(発芽)シロツメクサ(開花)スイセン(開花)ススキ(開花*)スミレ(開花)タンポポ(開花)チューリップ(開花)ツバキ(開花)デイゴ(開花)テッポウユリ(開花)ナシ(開花)ノダフジ(開花)ヒガンザクラ(開花・満開)ヒガンバナ(開花)モモ(開花)ヤマツツジ(開花)ヤマハギ(開花)ヤマブキ(開花)ライラック(開花)リンゴ(開花)〈動物〉アキアカネ(初見)アブラゼミ(初鳴)ウグイス(初鳴)エンマコオロギ(初鳴)カッコウ(初鳴)キアゲハ(初見)クサゼミ(初鳴)クマゼミ(初鳴)サシバ(南下の初見)シオカラトンボ(初見)ツクツクボウシ(初鳴)ツバメ(初見)トカゲ(初見)トノサマガエル(初見)ニイニイゼミ(初鳴)ニホンアマガエル(初見・初鳴)ハルゼミ(初鳴)ヒグラシ(初鳴)ヒバリ(初鳴)ホタル(初見)ミンミンゼミ(初鳴)モズ(初鳴)モンシロチョウ(初見)
せいぶつたようせいおよびせいたいけいサービスにかんするせいふかんプラットフォーム【生物多様性及び生態系サービスに関する政府間プラットフォーム】
生物多様性と生態系サービスに関する動向を科学的に評価し、科学と政策の連携強化を図るために設立された政府間組織。平成24年(2012)設立。生物多様性版IPCC。IPBES(intergovernmental science-policy platform on biodiversity and ecosystem services)。