はつねつはんのう【発熱反応】
熱の放出を伴う化学反応。炭素や有機化合物の燃焼、石灰の消和などの反応。→吸熱反応
はつねつぶっしつ【発熱物質】
脳の視床下部にある体温中枢を刺激して発熱を起こす物質の総称。グラム陰性菌の内毒素などの外来性発熱物質と、免疫機能の一つとして体内で放出される内在性発熱物質がある。パイロジェン。ピロゲン。発熱因子。
はつねつりょう【発熱量】
一定単位の燃料が完全燃焼したときに発生する熱量。石炭・灯油などの1キログラムまたは1立方メートル当たりの熱量で表す。
はつねつがいらい【発熱外来】
発熱を訴える患者を他の患者から隔離した場所で診察するシステム。 [補説]新型インフルエンザの感染拡大を防ぐ目的で基幹的医療機関に設置されたが、平成21年(2009)6月、患者数の増加に対応するため、厚生労働省は、原則としてすべての一般医療機関で診療を行う指針を発表。これを受けて発熱外来は廃止された。保健所等に設置された新型インフルエンザ相談センター(「発熱相談センター」から改称)で、適切な医療機関の紹介などの情報提供を行っている。
はつねついんし【発熱因子】
⇒発熱物質