出典:gooニュース
建設石綿訴訟、和解案を提示 7社が原告に40億円、東京高裁
建設現場でアスベスト(石綿)を吸い、健康被害が生じた元労働者や遺族らが建材メーカー12社に損害賠償を求めた東京第1陣訴訟の差し戻し審で、東京高裁は26日、7社が原告282人に計約40億円の和解金を支払う内容の和解案を提示した。弁護団が明らかにした。今後内容を検討し、早ければ年度内に成立する可能性がある。
建設石綿訴訟で和解案提示=メーカー7社が40億円支払い―東京高裁
建設現場でのアスベスト(石綿)による健康被害を巡り、首都圏の元労働者らが建材メーカー12社に損害賠償を求めた訴訟で、東京高裁(増田稔裁判長)は26日、和解案を提示した。原告側弁護団によると、解体作業員らを除いた原告306人のうち282人に対し、メーカー7社が総額約40億円の和解金を支払う内容。双方が今後、対応を検討する。
阪神大震災関連で肺がんを石綿労災と認定
阪神大震災で倒壊した建物から飛散したアスベスト(石綿)で肺がんを発症したとして、神戸東労働基準監督署が神戸市の男性を労災認定したことが25日分かった。支援団体によると、阪神大震災関連で石綿を原因とした肺がんの労災認定は初めてとみられる。
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