かんいかきとめ【簡易書留】
書留の一種。郵便物や荷物の引き受けと配達だけを記録し、途中で亡失や棄損があった場合は、5万円を限度として実損額が賠償される。
かんいげんご【簡易言語】
簡単なコマンドだけで検索・作表・グラフ化などのデータ処理プログラムを容易に組むことのできるプログラミング言語。表計算用のソフトウエアなど。
かんいこうはんてつづき【簡易公判手続】
被告人が有罪を自ら認めた刑事事件について、簡略な証拠調べで事件を処理する手続き。
かんいさいばんしょ【簡易裁判所】
最下級の裁判所。訴額140万円以下の請求にかかる民事事件、一定の軽い刑の科せられる刑事事件などの第一審を取り扱う。簡裁。 [補説]裁判所法等の改正により、平成16年(2004)4月から、簡易裁判所で扱う民事事件の範囲が拡大され、請求の上限が90万円から140万円に引き上げられた。
かんいさいばんしょはんじ【簡易裁判所判事】
簡易裁判所の裁判官。担当裁判官は一人で、判事・判事補・検察官・弁護士や、法律で定める大学の法律学の教授・准教授などから任命される。
かんいしょくどう【簡易食堂】
安い値段で手軽に食事をさせる食堂。大衆食堂。
かんいすいどう【簡易水道】
1 水道法により、給水人口101〜5000人を対象とする小規模な上水道。 2 工事現場などの、給水用の仮設水道。
かんいせいめいひょう【簡易生命表】
生命表の一つ。厚生労働省が、人口推計による人口や人口動態統計による死亡・出生の概数をもとに毎年作成するもので、完全生命表とともに国の基幹統計に指定されている。→生命表
かんいせいめいほけん【簡易生命保険】
平成19年(2007)の郵政民営化以前に日本郵政公社が行っていた、政府保証のある生命保険。終身・定期・養老・学資・夫婦・終身年金などの商品があり、保険料が安く、郵便局で簡易に加入できた。民営化に伴い新規契約を停止し、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構が管理業務を継承した。簡易保険。簡保 (かんぽ) 。 [補説]日本郵政公社の生命保険部門を継承した株式会社かんぽ生命保険が販売する生命保険商品は簡易生命保険ではなく、政府保証は付されていない。
かんいたいかこうぞう【簡易耐火構造】
耐火建築と木造建築との中間の耐火性能をもつ建築構造。鉄骨の骨組みに不燃性の壁板・屋根板を張ったもの。