せんいばん【繊維板】
木材・竹・わら・パルプなどの植物繊維を圧縮成形して作った板。軟質板は断熱・吸音材に、硬質板は壁パネル・外装に用いる。ファイバーボード。
せんいしゅしょう【線維腫症】
⇒線維腫
せんいせいけつごうそしき【線維性結合組織】
⇒結合組織
せんいちゅうたい【線維柱帯/繊維柱帯】
眼球の角膜と虹彩が接する部分にある網目状の組織。房水によって運ばれる老廃物を濾過する。 [補説]線維柱帯で濾過された房水はシュレム管を経て眼球の外に排出される。
せんいなんこつ【線維軟骨/繊維軟骨】
軟骨のうち、細胞間物質として膠原 (こうげん) 線維を特に多く含むもの。黄色味を帯び、椎間板・恥骨結合・関節包や、靭帯 (じんたい) や腱 (けん) が骨に結合する部分などにみられる。→硝子軟骨 →弾性軟骨
せんいきんつうしょう【線維筋痛症】
身体の広い範囲に慢性的な痛み起こる病気。筋肉や関節のこわばり・不眠・疲労感・過敏性腸症候群・片頭痛・記憶障害などの症状を伴うこともある。中高年の女性に多い。原因は不明。炎症はなく、検査で異常が見つからないことが多い。線維筋痛症候群。FM(fibromyalgia)。FMS(fibromyalgia syndrome)。
せんいりん【線維輪/繊維輪】
1 椎間板の外層を形成する繊維軟骨性の層状組織。コラーゲンを多く含み、髄核を同心円状に包む。 2 心臓の心房と心室の境界にある、輪状の結合組織。三尖弁・肺動脈弁・僧帽弁・大動脈弁の四つの弁を、それぞれ線維輪が取り囲んでいる。
せんいきんつうしょうこうぐん【線維筋痛症候群】
⇒線維筋痛症