くさかりうた【草刈(り)歌】
民謡の一。野山へ草などを刈りに行く道中や、刈り取り作業中にうたう労作歌。
くさかりうま【草刈(り)馬】
1 7月7日の朝、真菰 (まこも) や藁 (わら) で作った馬に草を刈って背負わせ、家まで引いて帰る行事。また、その馬。農馬の安全を祈る。《季 秋》 2 草刈りに用いる駄馬。草刈りの馬。「—の中に強からん馬に、賤 (あや) しの鞍置きてもて来 (こ) 」〈今昔・二五・一一〉
くさかりがま【草刈(り)鎌】
草刈り用の鎌。草鎌。《季 夏》
くさかりば【草刈(り)場】
1 田畑の肥料や牛馬の秣 (まぐさ) にするための草を刈り取る場所。特に、その目的で農民が共同で使用した草地。 2 (比喩的に)味方に引き込めそうな人の集まり。また、儲ける対象となる人の集まる場所。「弱小派閥が大派閥の—になる」「住宅展示場は住宅ローン業者の—」