袋の鼠
逃げ出すことのできない状態のたとえ。袋の中の鼠。「犯人はもう—だ」
ふくろあみ【袋網】
定置網や引き網などの、細長い袋状の部分。
ふくろありくい【袋蟻食】
有袋目フクロアリクイ科の哺乳類。吻 (ふん) がとがり、細長い舌でシロアリを食べる。オーストラリア南西部に分布。
ふくろいりぼん【袋入り本】
江戸時代、黄表紙の特製本として、色刷りの袋に入れて刊行したもの。
ふくろうち【袋打ち】
組紐 (くみひも) を管のように中空に組むこと。また、その紐。
ふくろおおかみ【袋狼】
フクロネコ科の哺乳類。外形はオオカミに似る。体長1〜1.3メートル、尾長50〜55センチ。体色は淡褐色で背から尾にかけ暗色の横縞がある。タスマニア島の森林に生息したが、移民による大量捕殺により絶滅したと考えられる。タスマニアタイガー。タスマニアオオカミ。
ふくろおび【袋帯】
袋織りにした芯 (しん) のない女帯。正装・礼装用。
ふくろおり【袋織(り)】
二重織りの一。耳の部分以外は表裏を密着させず、筒状に織る織り方。また、その織物。帯地・コート地・袋物地などに使われる。
ふくろかけ【袋掛(け)】
生育期のリンゴ・ナシ・ブドウなどの果実に、病虫害を防いだり外観をよくしたりするため、紙袋などをかぶせること。《季 夏》
ふくろぎれ【袋切れ】
袋物に用いる布地。