かくしごと【隠し事】
他人に知られないようにしている事柄。秘事。「親に—をする」
かくしことば【隠し言葉/隠し詞】
特定の社会の中で仲間うちだけで使う言葉。隠語 (いんご) 。
かくししつけ【隠し仕付け/隠し躾】
被 (きせ) をおさえるしつけ。布と同色の縫い糸で表にごく小さな針目を出して縫う。着用時にも抜かない。隠し針。
かくしだ【隠し田】
⇒おんでん(隠田)
かくしだい【隠し題】
和歌・連歌・俳諧で、題の詞 (ことば) を表面に出さないで句の中に詠み込むこと。例えば、「きりぎりす」という題を、「秋は霧霧すぎぬれば雪降りて晴るるまもなき深山辺の里」〈千載・雑下〉とよみこむ類。物名 (もののな・ぶつめい) 。籠 (こ) め題。
かくしだて【隠し立て】
[名](スル)自分のした事・知っている事などを、人に知らせないようにすること。「ことさらに—する」
かくしだま【隠し球】
1 野球で、野手が投げたとみせかけて、球を隠しておき、走者が塁を離れたときにタッチアウトにしようとするトリックプレー。 2 交渉などで、重要な場面に備えて隠しておく切り札。
かくしづま【隠し夫】
「隠し男」に同じ。
かくしづま【隠し妻】
「隠し女」に同じ。
かくしどころ【隠し所】
1 物を隠しておく場所。秘密の場所。 2 陰部。「はだかなる法師の—も打ち出だして」〈今物語〉